夏休みの計画
三連休前に学級で夏休みの計画を立てました。
夏休みの宿題を全部提示。
7月と8月の2ヶ月カレンダー。
宿題配布日と、始業式に色を塗ったもの。
「仕事をして思うけど、夏休みの宿題ができる人は仕事ができる人だと思う。
先生は8月末に泣きながら徹夜をする小学生だったから、未だに仕事が上手くない。」
そんな話をしながら、子どもたちに計画を立ててもらいました。実際に宿題の冊子を見て、やり方やページを真剣に確認する子どもたち。
「せんせーい、校区の夏祭りはいつですか?」
「おばあちゃんちにお泊まりするけど、この辺りかな。?マークをつけてていいですか?」
へぇ!こんなに一生懸命になるんだ!
見通しと実行力。
それがあれば、案外生きていけるのではないかと思うのです。
足りない知識は、見通すことができれば気づくでしょう。
とりあえず動くことができる人は、間違った方向にいっても修正しながら突き進むでしょう。
夏休みの宿題は、それを身につける最大のチャンス。
でも家庭環境によって、チャンスを逃す子が多いのも事実です。だから、学校で。
おうちの人のサインをもらっておいで、というと、おうちの人が予定を書き込んだり、計画を一緒に立てたりした子も。
気になるのは、サイン入りの計画表を提出しなかった子たち。
あの計画表が、少しでも彼らに力を貸してくれるといいな。
彼らは、自力で見通しも実行力も身につけないといけない人たちだから。
さあ、私も30回目の夏休み。
子どもたちに胸をはって、いい夏休みを過ごしたよ!と言えるようにします。