アヤコの日記

母として、教員として、一人の女として思う・考えることを、つらつらと。

ごんぎつねの1週間

国語の授業に向き合った1週間でした。

54歳以下なら全員学習したことのある「ごんぎつね」。初めて教えたのは一昨年。2回目の「ごんぎつね」との出会いです。

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小学校国語科の中で、この教材が最も読みのスキルも網羅され、そして文学というものと向き合うに適した教材だと信じています。この教材で学び尽くせば、5,6年の教材はその応用で学べる。

 

授業すればするほど、多くの子どもの読みが私の読みを超えてきました。そして一定数いる国語が苦手な子どもたちが、どうしたら力をつけることができるか。教師だけでなく、子どもたちをも味方につけて、学びを深める場をどう創り出すか。

 

人と動物、という立場の違い。

違っても同じ心。

でも分かり合えない、すれ違う悲しさ。

そこに文学の価値を感じ、

悲しさを乗り越えるための納得解を自ら生み出すことのできる人になってほしい。

 

来週はごんぎつねのクライマックスを指導します。 どうなるかな。