アヤコの日記

母として、教員として、一人の女として思う・考えることを、つらつらと。

人生の朝の中に

羽仁もと子

 

人生の朝の中に (羽仁もと子選集)

人生の朝の中に (羽仁もと子選集)

 

 

若い、家庭を築き始めた人のために選ばれた作品集です。

 

大正時代を主に生きたジャーナリスト、教育実践家、羽仁さん。遠い遠い過去に習った日本史に、大正デモクラシーの女性活動家としても登場していたような。あの時代の空気感が入っています。

 

驚くのは、それから約100年経った平成30年をまもなく迎える現代でも通用することばが散りばめられていること。

 

…どうしたらめいめいにその境遇と現在の才分に応じて、よい職業に一歩を踏み出し得るかということは、めいめいの努力と発見によらなくてはなりません。そうして教師というような、女のために最もよい職業を、もっと少ない時間で従事することが出来るように、お互いに分け合ってでもするような工夫はないものかという風に、それは多くの女の頭で考えて実現すべきものでしょう。(この生の使い方)

 

この言葉、最近の記事?というくらい、ぐっときます。この100年生活環境は変わっても、人間の思想はそう変わってないのかも。それか、日本という国が戦中戦後を超えて、一回りしたのかもしれません。

 

今日から新しい1週間。

わくわくして、始めたいと思います。

 

 

 

 

やっぱり親バカですみません

息子6歳。

娘4歳。

家事を手伝ってくれるようになりました!!涙

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布団の中から起き上がれないくらいヘトヘトな私。夫は珍しく休日出勤。

朝ご飯を食べさせた後、再びお布団に潜り込んで 、気がついたら寝ていました。

 

すると、朝食の残りにラップをかけ、冷蔵庫にしまっていました。どうやら、使った食器もキッチンへ運んでくれたようです。

おめざ?のチョコレートを私の口に入れて、

「ママ、美味しいから分けてあげる!」

という息子。

やっとこさ起きて片付けをしていると、子どもたちはモップがけと掃除機をかけてくれました。

私が身支度をしている間に、リビングはピカピカになっていたんです〜〜涙

 

ええ、親バカですとも。すみませんでした。

ほんと、嬉しかったです。

最高裁国民審査?

衆議院議員選挙が終わりました。

子どもたちに投票所に行ったかたずねると、

半分くらい手を挙げてくれました。

今年は四年生の担任なので、彼らは10歳。

あと8年後に選挙権がある、と思うと

この思春期前の経験がすごく大切だと私は思います。

 

今回投票所に行くと、若い人が多い印象でした。18歳投票可能がそうさせたのかな?地域も、若返っているのかもしれません。

 

最高裁国民審査も同時に行われましたが、結果を知っていますか?

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国民審査ってどれほど機能しているのかな?と多いに疑問を持ちました。

 

その理由は3つ。

 

①情報が少なすぎる

テレビはもちろん、ネットでも最高裁の裁判官の名前すら滅多に出てこない。

 

②審査公報の判例の文章が難しすぎる

選挙公報と一緒に配布される、審査公報。薄い新聞みたいなものです。やっとこさ公報で、裁判官の名前と顔が分かっても、判例を読み解くのに一苦労。国語教師でこの調子。目の前にいる子どもたちが大人になって、これを読み解くには大卒以上の国語力が必要じゃないかな。

 

③国民審査そのものがシステムとして無理がある

そもそも7人の裁判官の名前だけがある投票所で、×だけをつけろ、というシステムが無理。人の名前だけを7人覚え、判例も暗記し、判断すること、どれだけの人ができるのだろう。審査公報を持ち込んだら、選管の人に注意されました。その上、空欄が無効ではない、というシステム。⚪︎をせめてつけるようにしないと、分かんないでしょ、国民の意思。

 

法律ができても、解釈次第で世の中が変わる。だからこそ、国民審査ってもっと知ってもらう必要があると思うのです。

 

社会で主体的に生きる人になってもらうために、子どもたちにもわかりやすく伝えていきたいと思います。

 

おばちゃん問題

つ、ついに他人に言われてしまったのです。

「あのおばちゃんに、謝って来なさい!」と。

 

ん?おばちゃん?

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からの

え?私?…ギャー!

 

子どものプールの習い事に付き添った時のことです。ベンチでプールを観ていると、態度の悪い小学生がベンチを揺らしているではないですか。ついでに寝そべって、私のカバンを蹴る始末。

 

職業柄、すぐに注意しようかと思いきや、一緒に来ていた祖父母と思われる人に、冒頭の言葉を言われてしまったのです。

 

確かに35歳、お姉さんというには申し訳ない。おばちゃんなんだけど、そこは自分で言いたいのよ!子どもや若者に言われるなら、もうしょうがない。けど、あんたに言われたくはないんじゃ!!

 

結局、小学生には説教もできず、謝罪もされず、彼らは消えて行きました。

 

この微妙な、そして複雑な想い…。

中年あるあるなんですかね〜。

 

 

親子SUP♡

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初めて子どもと3人、SUPデビューしました!

今回は宮地浜のTao surfさんで。

 

10月だし、子どももウェットスーツを借りました。と言っても、キッズ用のぶかぶかのやつをとりあえず 笑笑。

寒いのだけはだめだと思ったけど、相当変だったらしく、たくさんの人に声をかけてもらいました〜。

 

6歳の息子はボードに乗るのが楽しいらしく、パドルも使ってみたりしていました。

 

4歳の娘はちょっぴり怖がっていたかなー(^^)

でも途中から一緒にボードに乗ってくれましたよ☆

 

もう着替えとか死ぬほど?大変だけど、

キラキラの海を一緒に見たり、

魚が飛び跳ねるのを見たりできるのって最高に楽しいなって思いました。

 

ボード2時間レンタルで2500円。

ウェットスーツ➕ブーツで500円。

子どもも同じ値段。

 

みんな優しいし、海はのんびりしてて。

また行きたいなぁ〜!

ごんぎつねの1週間

国語の授業に向き合った1週間でした。

54歳以下なら全員学習したことのある「ごんぎつね」。初めて教えたのは一昨年。2回目の「ごんぎつね」との出会いです。

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小学校国語科の中で、この教材が最も読みのスキルも網羅され、そして文学というものと向き合うに適した教材だと信じています。この教材で学び尽くせば、5,6年の教材はその応用で学べる。

 

授業すればするほど、多くの子どもの読みが私の読みを超えてきました。そして一定数いる国語が苦手な子どもたちが、どうしたら力をつけることができるか。教師だけでなく、子どもたちをも味方につけて、学びを深める場をどう創り出すか。

 

人と動物、という立場の違い。

違っても同じ心。

でも分かり合えない、すれ違う悲しさ。

そこに文学の価値を感じ、

悲しさを乗り越えるための納得解を自ら生み出すことのできる人になってほしい。

 

来週はごんぎつねのクライマックスを指導します。 どうなるかな。

 

秋の海

最高の秋晴れで、バーベキューをしました。

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子どもたちは、ジャンボシャボン玉をしたり。

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夕日みたり。

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なんというか、生きてるなぁって思います。

 

夜の月もまた良し。

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秋の夜の砂浜は、ひんやり冷たくて、

ごろんとするのに最高なのです。 

 

海といえば夏、と思っていました。が、

どっこい、秋が一番素敵なのだと最近気づきました。

 

四季のある日本に生まれて、よかったなぁと思う週末です。