アヤコの日記

母として、教員として、一人の女として思う・考えることを、つらつらと。

変わらないなんてありえない

夏休みはじめ、祖父母の元へ旅行を兼ねて遊びに行きました。

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祖父母は80代。叔父叔母も50代後半、従兄弟もアラサー。小学生の頃遊びに行っていた家も、ずいぶん古くなっていました。

祖父は牛飼い、祖母は行商をしながら畑をし、つい最近までバリバリの現役。朝5時くらいから働き、「働くのが一番楽しい」と言っていた2人。去年くらいから怪我や病気で働けなくなって、元気がなくなっていました。

 

友達も家族も、自分も馴染みの店も、「変わらないねー!」「変わらない味!」って褒め言葉だと思っていました。でも、それってありえないし、不自然。

 

海や空ですら、毎日違って変化があって当たり前なのに。ましてやもっとちっぽけな人間なんて、変わっていくのが自然なんだ。

 

変化は怖い、と思うのは、本能的に死を感じているからかもしれません。

 

でも、だからこそ曾孫を抱いた時の祖父母の笑顔が本当に素敵でした。モノや形、見えるものとしては変わっても、普遍的な美しさがあるんですね。

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