「いいね!」って、だれが言う?
前回の「続ける仕組み」の続きです。
①の評価について。
みんなに「すごいね」「いいね」って言われたら
うれしい。
自分っていいなって思える。
だからSNSはコメントがあるし、ほめると人は伸びる。
私はそう考えていたし、そう生きてきたけど
強烈にNO!をいう本を発見しました。
とてもよく売れた本です。
本屋で立ち読みしたときは、「うーん」という感じだったのですが。
改めて読むと、面白かったです。
少し引用。
・アドラー心理学では、他者からの承認を求めることを否定します。
・他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。
・たとえば仕事の主眼が「他者の期待を満たすこと」になってしまったら、その仕事は相当に苦しいものになるでしょう。なぜなら、いつも他者の視線を気にして、他者からの評価に怯え、自分が「わたし」であることを抑えているわけですから。
「いいね!」は自分で言うこと、
そしてもっと大事なのは
できていない自分も
「あり」「よし」だと受け入れる(自己受容)。
続けるコツは、どうやらここにありそうです。
ブログを書くのは、ダイエットに近い。
文章、書くの好きですか?
わたしは好きです。だから細々とブログ書いたり、散文書いたりしています。
だけど、「書き続ける」って本当にすごいこと。
4月に書いて以来、やっと更新できたのが今日。
半年も休んでいる!
ああ!!!
続けられない自分を責めてやりたい・・・!!!!
これって、何かに似ていると思います。
そう、ダイエット。
何かを続けることが、人間にとって(自分にとって?)
とてもとても困難なんです。
たとえ好きなことであっても。
ブロガーとか、ダイエッターとか
もはや鉄人としか言えません。
いや、本には書いていますよ。
「続けろ」「3日続いた自分をほめろ」って。
私がほしいのは、その続けられる仕組み。
みなさん、仕組みづくりをどうしているのかな。
例えば歯磨きって、もともと人間にプログラムされた行動様式じゃない。
でも、みんなしている。
親が気合で子どもに歯磨きを毎日毎日して
やっと手に入れられる習慣。
あれがヒントになるんだと、常々思っています。
自分の中の子どもを、大人の自分がしつける感じ。
今のところ考えられる続ける仕組みは以下の3点。
①行動→評価を自己肯定できるまで強制的に繰り返す
(アラーム鳴らすとか)
②目に見える形の評価・報酬
(数値化とか)
③未来志向で、現在の行動をとらえる
(今できなくても大丈夫!そのうちにできるわい)
教育にも使えそうですが。
②をいかに工夫するかがポイントのような気もします。
さてさて、また少しずつ続けていきます。
ピザで分数計算を説明する子どもに、なんて言う?
大前研一 『2018年の世界』を読みました。
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3年ひと昔、なんて言葉も出てくるくらい変化の激しい社会のことも知らずに教育ができるか!と思いAmazonで購入しました。
政治、経済に疎い私でも、読めるわかりやすさ。大前さん、素晴らしすぎます。
著書の中で何度も繰り返されるのが、今の日本には尖った人材を生み出すこと、つまり人づくり革命が必要である、ということ。
ゆとり教育で随分と進んだと思っていたけど、
今回の学習指導要領でまた厳しくなっています。目指しているものとカリキュラムの乖離がすごい。
せめて自分の学級と家庭で尖った人を育てていきたいと思います。現在では、家庭教育にかなり左右される教育かと。貧困家庭は、貧困を再生産するような構図になっています。
学校の中では、まず多様な人を受け入れる風土作りが必須だと考えています。
例えばこんな人。
分数の計算を、ピザの食べ放題選手権に例えて説明する子どもがいます。
は?ピザ?
いや、ピザは分数理解の王道です。
だけど、食べ放題選手権って何??
自問自答する私。
本人は「カービーは選手権に出ることはできません。だって、ピザを無限に食べてしまうからね!」と話していました。
は?カービー???
こんな子どもに何て言う?
他の子どもたちは、どんな接し方をするよう指導する?
この子、Maxに尖った才能を持っているのです。この子が私に教えてくれたことは計り知れません。
私は写真に撮って、教室に掲示。
最高やね!!!と言って、拍手をしました。
もちろん、学習の厳しい子は何を言っているのかわからないと思います。でも、なんだか面白いことを言ってるなーくらいは感じてくれるはず。あんなのもオッケーなんだ、という世界観を共有するような学級を創りたい。
今年はどんな子に出会えるのかな。
ワクワクしかありません。
こつこつ生きる
代書屋として先代の跡を継いだ、鳩子。
鎌倉の街に住む、個性豊かな人達と関わり合いながら生きていく姿。
大きなことを成し遂げることも、
周りの人達を大切にして生きることも、
小さな生業を誠実に行うことも、
すべて同じなんだと感じた物語でした。
ちびちびとお酒を飲むように、
読み進めた物語。
最近目覚めた楽しみの一つです。
今更小説を読む
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大学生以来、実用書しか読まなかったのに、
最近は小説を読むようになりました。
尊敬する先生の
「人間いかに生きるべきかを学ぶのが、物語文だ」
という言葉を聞いてから小説を手に取っています。
自分とは違う人生を、体験できるんですね。
小説を読むと。
こんなのも読んだりして。
思春期に戻ったみたいです。
強い女に憧れる
映画「ワンダーウーマン」を観ました。
主人公が少女の頃、
強い戦う大人の女達を見て
マネをするシーンがあります。
そして少女は強い女に成長していって…
というストーリー展開。
このパターン、少年漫画、アニメには当たり前すぎるんだけど、
こと少女漫画では、ほとんど見ることのない気がします。
さらに、大人の女が戦うシーンは、ほとんど見ないです。
子ども時代に見るアニメや漫画の中の大人の女。
クレヨンしんちゃんのみさえ
レンジャーの女の人
のび太のママ
歌のお姉さん
が代表かな?
男性や子どものサポート役になってることも多い。
1人で、強く、美しく生き抜く大人の女が
もっと身近にいて当たり前なのに。
大人の女に対するイメージを
社会から固定させられること。
そんな事に気づいた映画でした。
何より、かっこいいんだ!
ワンダーウーマン!!
近頃話題の野沢直子さんの娘さんも、
格闘家でかっこいいです。
そんな女の人が増えてくるといいな。
私もそんな女になりたいー!!!
厄年?
あけましておめでとうございます㊗️
子ども達はお年玉で
念願のオモチャを買ってウハウハです。
お年玉って、夢がありますね〜〜。
いいなぁ。
今年は36歳、数えで37歳になるので
わたくし本厄!!
厄祓いするぞ、と意気込んで
近くの神社に行きました。
が!!!
厄年早見表に1月1日〜2月3日までに生まれた人は前の年で計算するとの注意書きが。
あれ?私1月5日生まれ?
神社の方も、
「 後厄になりますね。
今年で厄が明けますね!」
と晴れやかな顔で教えてくれました。
なんだか、得した気分。
後厄用の割符お守りを作って、
初詣終了しました。
本厄、終わったのか〜。
去年あった嫌なことを
全て厄のせいにしちゃったりして。
今年は周りの助言や環境に素直になる、
を目標にしなやかに生きたいと思います。