アヤコの日記

母として、教員として、一人の女として思う・考えることを、つらつらと。

遊びからメタ認知を学んでほしい

雨が激しかったので、今日の休み時間は校内で遊ぶ時間でした。

3年生の私のクラスは、月曜日が「みんなで遊ぶ日」。

今日はレクレーション係が、「なんでもバスケット」を教室でしようと提案してくれました。

 

昼休み。

教室で採点をしながら様子を見ていると・・・。

みんなで遊ぶことが楽しすぎて、自分だけ注目をあびようと大声を出したり、わざと椅子に座らなかったりする子がいました。

周りの子はお付き合いをするけど、微妙な表情をしている子。

「早く座って!早く(お題を)言って!」と叫んでいる子。

うーん。よくない雰囲気。

 

教師も一緒にゲームに参加したら変わるかな?と思い、ゲームに加わると、さらにヒートアップ。

おふざけをしたら、クラスのみんなだけでなく、先生からも注目されるもんね。

そりゃあヒートアップもしますよね、と後で納得しました。

 

大人の飲み会やレクでも同じ現象があります。

飲み会の幹事がうまい人って、きっと学級経営もうまいのだろうと思います。

 

さて、どうすればよかったのでしょう。

 

ここで子どもたちに学んでほしいことは、「メタ認知」です。

「自分がやっている行いが、周囲へどのように影響しているのか」を想像し、

自分の行いを修正できる力をつけてほしい。

だとすれば、教師がすべきことは遊びを見守り、状況を観察し、遊びの直後に話をすべきだったと思うのです。

「○○さんが、こういうことをしていた。そのときみんなはどう思ったか。」と問い返し、自分の行いに対する周囲の評価を直に聞かせることがよかったのではないでしょうか。

「じゃあ、どうすればよかったと思う?」と本人に考えさせる。

 

教師が「○○さんのそういう行いは、周りが不愉快になるからやめたほうがいい。」と叱るよりも少しはましなような気がします。

 

だけど、遊びの後の指導だけではなくて「遊びの前」「遊びの間」の指導方法もあるはず。

うーん。どうすればよかったのかなあ。